☆★川崎フロンターレ連覇達成★☆

個の力に屈した… 2019 J1第27節 川崎フロンターレ×ヴィッセル神戸

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川崎フロンターレ
この記事は約16分で読めます。

9/28(土)は2019 J1第27節 ヴィッセル神戸と対戦でした。

選手バス待ち 2019 J1第27節 川崎フロンターレ×ヴィッセル神戸

プレビューはこちら。

ハイライトはこちらから。

【DAZN提供】明治安田生命J1リーグ 第27節vsヴィッセル神戸_20190928_Game Highlights

結果は 1-2 で敗戦 でした。

天皇杯と合わせて対神戸との連戦は連敗となってしまいましたね。

ヴィッセル神戸、正直強かったと思います。

そのあたり、振り返ってみたいと思います。

直近の試合情報。

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2019 J1第27節 川崎×神戸 スターティングメンバー

まずはスタメンです。

スターティングメンバー
川崎F 神戸
GK 新井章太 GK 飯倉大樹
DF 守田英正 DF ダンクレー
谷口彰悟 大崎玲央
車屋紳太郎 トーマス フェルマーレン
登里享平 MF 西大伍
MF 田中碧 セルジ サンペール
下田北斗 酒井高徳
中村憲剛 山口蛍
家長昭博 アンドレス イニエスタ
阿部浩之 FW 古橋亨梧
FW 小林悠 ダビド ビジャ

 
○交代
【川崎フロンターレ】
54分 下田北斗→脇坂泰斗
68分 阿部浩之→長谷川竜也
74分 田中碧→レアンドロ ダミアン
 
【ヴィッセル神戸】
64分 ダビド ビジャ→田中順也
82分 アンドレス イニエスタ→安井拓也
90分 古橋亨梧→小川慶治朗

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2019 J1第27節 川崎×神戸 スタメンのポイント

川崎フロンターレ

大きなポイント1とつめは守田の右サイドバック起用です。

起用のポイントとしてはビルドアップの部分で、今シーズン通して、右サイドの組み立ては課題となっている部分ですが、相手も丁寧に繋いでくるチームであることも考えて、その部分でイニシアチブをとりたいということ、そしてもうひとつは酒井高徳選手対策として、フィジカルが強く、守備力の高い守田選手の起用ということがあったと思います。

そしてもうひとつは車屋のセンターバック起用。

こちらは相手のFWがビジャ、古橋ということで、高さのある選手たちじゃないことから、スピード対策として車屋の起用になったとなりました。

また、碧が久々の出場。

イニエスタを抑えられるかというところに注目が集まりますね。

そして、前線はこの2018年カルテットとなりました。

結果が出てないこのメンバーですが、「止めて蹴る」という部分に関してはレベルの高い選手たちです。

その部分でも神戸を上回りたいという思いが感じられますね。
 

ヴィッセル神戸

現在の神戸のベスト11といえる布陣ではないでしょうか?

元バルサ4名もスタメンに名を連ね、元日本代表の酒井高徳、山口蛍、西大伍、成長著しい古橋など、怖いメンバーが揃っていますね。

また、この夏加わった飯倉が神戸のビルドアップのレベルを一段上げたと言ってもいいぐらいの貢献を見せています。

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2019 J1第27節 川崎×神戸 スタッツ

【得点】
川崎 vs 神戸
前半 0-1
後半 1-1
合計 1-2

■得点者
【川崎】
90分+1 長谷川竜也
 
【神戸】
44分 ダビド ビジャ
70分 大崎玲央
 
試合会場:等々力陸上競技場
観客数:22,923人
気温:26.0℃
湿度:61%
主審:佐藤隆治
 
川崎:神戸
支配率 46%:54%
シュート(枠内) 17(5):4(2)
パス数(成功率)622(86%):606(84%)
FK 16:11
CK 3:3
走行距離 107.570km:106.994km
チームトップ
(川崎)小林悠 10.510km
(神戸)セルジ サンペール 11.635km

スプリント 143回:151回
チームトップ
(川崎)車屋紳太郎 18回
(神戸)山口蛍 38回

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2019 J1第27節 川崎×神戸 勝負を分けたポイントは?

個の力に屈した…、ただ、神戸は今後も力のある選手がどんどん加わる可能性もあり、個の力では太刀打ちできなくなるかもしれない

ヴィッセル神戸元バルサの4人(イニエスタ、ビジャ、フェルマーレン、サンペール)、国際Aマッチ 42試合、2度のワールドカップやオリンピックを経験し、HSVではキャプテンも務めた酒井高徳、国際Aマッチ 46試合、こちらも2度のワールドカップとオリンピックを経験している山口蛍、元日本代表で2年連続ベストイレブンの西大伍、成長著しい快速FW古橋亨梧など、各ポジションにJリーグトップクラスのタレントを有しています。

この試合を見ていて思ったのは本当に個々の質の高さ。

まだまだチームとして積み上げてきたものの大きさは川崎の方が大きかったと思いますが、個々の質の部分で上回られ、試合を決められてしまったなという印象ですね。

この試合、そういう意味では完敗。

今後の神戸の伸び尻を考えてもちょっと来季以降遂に脅威になるかもしれませんね…

いくつか試合のポイントを。

前線のプレスを無効化された神戸のビルドアップ

ヴィッセル神戸がこの夏に補強した飯倉大樹、フェルマーレン、酒井高徳といった辺りは、大当たりで、チーム状況や目指すべきところをしっかり分析して補強されているなと感じました。

この補強によってまたチーム力が一段上がった印象がありますね。

そのひとつがビルドアップです。

まず、GKの飯倉。

現在、神戸は3-5-2のシステムで、アンカーにサンペールを配置するシステムになっています。

飯倉はマリノスでもそうでしたが、積極的にビルドアップに関与していくことで有名で、そして実際にビルドアップの能力、精度も非常に高いです。

パス数

  • 飯倉大樹 53(76%)
  • 新井章太 13(69%)

 
プレー数

  • 飯倉大樹 111
  • 新井章太 21

 
このように新井と比べるとプレーへの関与数が段違いで、パス数も含めてフィールドプレーヤーのような値を示しています。

飯倉が入ったことで、ボール保持時は飯倉が大崎と並ぶ位置まで出てきてビルドアップに参加するので、実際には4-1-4-2のような形でビルドアップを行うため、ボール保持時はフィールドプレーヤーが常に一人多いような状況を作り出すことができています。

下記の動画を見てもらうとわかりますが、このような配置になります。

2019 J1第27節 川崎フロンターレ×ヴィッセル神戸 神戸のビルドアップ

このため、この日は川崎の前線が1トップに悠、2列目が右から家長、憲則、阿部ちゃんでしたが、悠、憲剛でDFラインのところをハメにプレスにいってもGKと大崎、フェルマーレン、場合によっては酒井も使うことで、守備側の枚数が足りずにはがされてサンペールにつながれてしまう形を頻繁に作られました。

憲剛もサンペールの位置を気にしつつプレスにいってるんですが、飯倉も入ることで枚数が増えるので、どうしてもニ人ではハメ切れない状況になってしまいましたね。

それならば逆にサンぺールに憲剛、イニエスタに碧がついて中盤のパスコースを消す陣形をとっているとフェルマーレンから精度の高いサイドチェンジが逆サイドの西に、または川崎の右サイドバック裏、右サイドバックとセンターバックの間あたりに古橋やビジャに向けて非常に精度の高いボールが入ってくるので、前からのプレスを無効化されてDFラインを下げざるを得ない状況を作らされてしまいました。

酒井選手もサイドのスペースがない位置で受けてもまったくあわてないですし、フェルマーレン、酒井選手の加入で左サイドが格段に安定していましたね。

この試合の神戸のパス数トップ5ですが、

  • 酒井高徳 71 (85%)
  • 大崎玲央 70 (94%)
  • サンペール 70(87%)
  • フェルマーレン 69(93%)
  • イニエスタ 67(78%)

 
このように、神戸のパス数上位は左サイドのビルドアップに関わる選手に偏っています。

左サイドが安定して、飯倉も含めて左で作って右に展開という形が確立されてきており、この試合ではこの形を最後まで止めることができませんでしたね。

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元バルサ組のレベルの高さ

改めて、元バルサ組のレベルの高さを感じました。

神戸のシステムは3-5-2でアンカーを置く配置になっていますが、最終ラインにフェルマーレン、アンカーにサンペール、センターハーフにイニエスタ、トップにビジャと、各列にこの元バルサの選手たちが配置されています。

イニエスタは言わずもがなで、「止める蹴る」の教科書のような存在であり、この試合では怪我からの復帰戦ということもあり、本調子ではなかったかもしれませんが、2点目につながる決定的なクロスも含めて非常に質の高いプレーをしていました。

フェルマーレンは上述した通りで守備力はもちろんですがフィードの能力も非常に高く、フェルマーレンの加入によって神戸は型を作ることができるようになりました。

サンペール選手も加入当初こそ守備力なども含めて色々言われ、フィットに時間が掛かりましたが、チームが安定してきたこと、システムも明確になってきて本来の捌く力、中盤でためを作るなど、アンカーの位置でゲームをコントロールする能力を発揮してきています。

ビジャも説明不要の存在ですが、実況で「ミスター決定力」と下田さんが言っていたように、先制点に代表されるシュート技術、決定力はもちろんのこと、174cmの上背ながら、彰悟が体で抑えられて競にもいけない体幹の強さでボールを収める強さ、技術などやはり特出すべきものがありました。

しかし、あのシュートカは反則でしょ…

フリーだったとはいえ、ダイレクトで利き足と逆の左足であの威力でニアぶち抜くとか…

やっぱり生で見て驚かされることは多かったですね…

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じゃあ、川崎はどうだったのか?

正直すごく悪かったかといえばそうでもないとは思っています。

スタッツを見ても川崎のほうが押し込んでいたとは思いますし。

ポゼッションは相手のほうが多くなっていますが、神戸は後ろで持っていた時間もかなり長かったので攻め込まれて分が悪かったというわけではありません。

しかし、悪かったわけではないけど勝てない、押し込んでも勝てないという今季の等々カでの試合を象徴するような、今季何度も見てきた、結局今季の悪癖が抜けてないと言えばそれまでという感じですね。

失点を重ねて、最後に頑張るけど時間が足りず、ということろもー緒でした。

試合終了後、珍しく拍手とブーイングが入り混じるような感じとなっていましたが、勝てないなりに工夫が見られたというわけでもなく、なんとなく同じょうな形で勝てないことが続いている観客のフラストレーションというのも見て取れた気がしますね。

実際にチームとして積み上げてきたものは川崎の方が大きかったと思います。
 


「彼らのビルドアップやポゼッションはお手本にできるようなチームでありまして、今日の試合でもビルドアップやコンビネーションのクオリティは我々よりも高かったと思います。
 
ただ、我々にもゴールを決める能力の高い選手が何人かいるので、彼らがしっかり仕事をしてくれた。川崎というチームを本当にリスペクトしていますが、ここにきて2戦連続で彼らに勝ててうれしく思っています。
 
また、今日はアンドレス イニエスタ選手が試合に出ることによる存在感がありました。彼がいるだけで周りは安心することができますし、2点目も彼がセットアップしてくれた。彼は100パーセントの状態じゃなくても、いるだけでみんなにとって心強い存在になります。」(ヴィッセル神戸 トルステン フィンク監督)

 
監督の言葉にもあるように、ビジャのスーパーゴール、イニエスタ→フェルマーレンラインで作られた大崎選手のゴールと元バルサの選手たちのクオリティの高さにやられてしまいました。

現在の神戸の外国人選手の質はJリーグ史上最高と言ってもいいでしょう。

来季以降この個で上回る相手をチームとしていかに上回るかということを考えさせられる試合でもありましたね。

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「止めて蹴る」

最近よく言っていますが、この試合でも「止める蹴る」の部分の質の低下というところは見えました。

相手の質が高かったこともあって余計にそう見えたのはあるかもしれませんが…。

トラップが浮いてしまう、ボールを獲っても最初のパスがずれて相手に渡してしまうということも多くあり、チームとしてやろうとすることが明確になっていたとしても、「止める蹴る」のズレが生じてしまっていてそれを遂行できない状況になってしまっているのかなと感じました。

あとは、今季等々力で勝てていない現状などもふまえて焦りなどもあって技術が乱れてしまう、メンタル的な部分というのもあるのかな…。

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研究されつくしてしまった。

もうひとつは、連覇しているチームなので、やり方を研究され尽くされているというのはあると思います。

ビルドアップにしてもそうですし、最後の崩しの部分もそう。

この試合では神戸も前からプレスにくる場面もあり、前からこられた時はあわててうまくつなげない場面もありました。

ある程度どのあたりにプレスをかけるとノッキングを起こすのか、という狙いどころは定められている印象です。

そして、攻撃面でも今年は中を崩すのもそうですし、ハーフスペースのところを崩せなくなったのも、そういったところがあると思います。

3バックの相手に苦労するのも、ハーフスペース辺りの崩しの部分に人数をかけられるということもありますし、そこのスペースの崩しのカギだった家長個人のパフォーマンスの問題もありますが、相手の研究の成果ということもあると思います。

この辺りは技術の向上以外にも、来季以降チームとしてどのような形を新たに示すことができるか、というのは課題になってくるのかもしれないですね。

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選手選考

前線の選手の2019シーズン(リーグ戦)の成績

  • ※ 名前:成績 出場試合数(先発) 出場時間(90分平均得点関与率)
  • ダミアン:7G3A 19試合(8) 824分(1.0922)
  • 脇坂泰斗:3G2A 11試合(7) 528分(0.8523)
  • 小林悠:10G2A 25試合 (18) 1668分(0.6474)
  • 長谷川竜也:3G5A 21試合(11) 1155分(0.6234)
  • 齋藤学:2G2A 14試合(7) 717分(0.5021)
  • 知念慶:5G0A 17試合(10) 903分(0.4983)
  • 阿部浩之:6G0A 17試合(14) 1194分(0.4523)
  • 中村憲剛:1G1A 17試合(14) 1213分(0.1484)
  • 家長昭博:0G2A 20試合(18) 1572分(0.1145)

 
単純にゴールかアシストが多ければいいというわけではありませんが、ひとつの指標にはなります。

こう見るとダミアンは1試合1得点は生み出していることになりますので、さすがですね。

そう考えると現状の出場時間や起用方法というのはやはり少し疑問視されえるところで冷遇されていると見られても仕方ないですね。

単純にこの数値だけ見ると、1トップダミアン、2列目右から学、泰斗、竜也、今節だったら学は怪我しているので阿部ちゃんという布陣でも良かったのかなと。

みんな器用な選手ですから、現状の戦い方をふまえてたうえで、竜也のドリブルやダミアンのパワーというところも出せるメンバーではあると思います。

この試合も結局最後の得点はダミアンの競り合いからのこばれだまを竜也が拾っての得点でしたしね。

憲剛や家長や悠の能力やこれまでの貢献度はもちろん評価されるものですが、今季の成績や現状の調子といったものももう少しメンバーに反映されてもいいのかなとは感じた試合でした。

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リーグ戦の状況

今節は上位陣がこぞって引き分けたので、勝っていればまたかなり状況も好転したんですけどね。

結局川崎はこの敗戦によりC大阪にかわされ5位に後退し、首位との差も9ポイントと広がりました。
 
順位表はこちらから。


J1順位表
順位 チーム 試合 勝点 得点 失点 得失差
第27節終了時点
1 F東京 27 53 16 5 6 37 21 16
2 鹿島 27 52 15 7 5 49 24 25
3 横浜M 27 49 15 4 8 49 33 16
4 C大阪 27 46 14 4 9 32 21 11
5 川崎 27 44 11 11 5 41 26 15
6 広島 27 44 12 8 7 34 22 12
7 札幌 27 40 11 7 9 45 35 10
8 大分 27 39 10 9 8 30 26 4
9 神戸 27 35 10 5 12 48 45 3
10 清水 27 35 10 5 12 39 58 -19
11 名古屋 27 32 8 8 11 40 41 -1
12 仙台 27 32 9 5 13 32 39 -7
13 浦和 27 32 8 8 11 28 40 -12
14 G大阪 27 31 7 10 10 34 41 -7
15 湘南 27 31 9 4 14 36 49 -13
16 鳥栖 27 28 8 4 15 26 45 -19
17 松本 27 25 5 10 12 16 31 -15
18 磐田 27 21 5 6 16 20 39 -19

ここの記事で何度も言っていますが、 リーグ終盤の一般的に逆転可能な差というのは 「勝ち点差=残り試合数」 と言われています。

今節の状況で首位との勝ち点差は残り7試合で9ポイント差となってしまいました。

6ポイント差にできるチャンスだっただけに悔やまれる敗戦となってしまいましたね。

ただ、今年で全てが終わるわけじゃないので、将来も見据えて一戦一戦戦ってほしいですね。

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最後に

遂に神戸の投資が実り出したのかなと感じる試合でしたね。

いやー、神戸も広州恒大のようになるのかここがポイントでしょうねー。

どう考えても神戸のようにはお金を使えないので、そこをどう打ち破っていくのかという方法を考えないといけませんね。

その辺はまたシーズン後に色々考えるのもサポーター特権でもありますし、またそのうち何かしら書きたいと思います。

さて、次は10/6(日)アウェイで湘南戦となります。

湘南は曹貴裁監督のパワハラ問題から結果が出ておらず、今節は清水にホームで0-6と大敗しています。

0-8で負けた後の清水戦もそうでしたが、今季は大敗後のチームとやることが多いですね…

大敗後のチームってリバウンドメンタリティのようなものなのか何となくやりにくい印象があって嫌なんですが…

神戸戦の後は珍しくブーイングも入り混じっていましたが、ホームで結果出ていませんが、次は湘南で同じ神奈川県下なので、川崎ファンも大挙押し寄せるでしょうから、スッキリ勝ってほしいですね!

試合後風景 2019 J1第27節 川崎フロンターレ×ヴィッセル神戸

この試合の後はミッドウィークに今年タイトルラストチャンスとも言えるルヴァンカップ鹿島戦が控えていますので、そこに繋げるためにもいい形で勝ってほしいと思います!

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