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2020シーズンからJ1全試合でVARの導入を決定!VAR介入のルールや導入後の懸念とは…

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Jリーグ・代表
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Jリーグは24日の理事会で来季(2020シーズン)からVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を導入することを承認しました。

対象試合はJ1リーグ全306試合、スーパーカップ、ルヴァンカップノックアウトステージ全13試合、J1参入プレーオフ決定戦計321試合となります。

当初は2021シーズンからの導入を目指していましたが、 導入における審判員の育成などの面で2020シーズンからの導入に目処が立ったことを村井チェアマンが7/30の会見でも示唆しており、今季は特にゴールに関わる判定の部分で多くの問題が起きていたことからも、早期の導入を求める声が高まってた部分に沿う形となりましたね。

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今季VARを求める声が高まった理由

VARを導入するためにはFIFAが定める養成プログラムをクリアすることで正式に導入が可能となります。

今季はそのプログラムの一環としてルヴァンカッププライムステージで導入されていましたが、プログラムをクリアする期間的な問題や、恐らく一番ネックだと考えられていたリソースの問題などを経て、当初2021シーズンからの導入を目指していたのを前倒して2020シーズンからの導入となりました。

審判員の養成やスタジアムに関してもVARを使用するための設備投資が必要になりますので、この点に関してはJリーグの迅速な対応はすばらしいですね。

では、なぜ前倒さなければならなかったのか?

それは今季多発したゴールに直結する部分の判定にあります。
特に代表的なのがこの二つですね。

前者はボールがゴールネットに当たって、全員がゴールを認識した中でプレーオンの合図が示されプレーが続行されるという異様な光景となっています。

後者は明らかにオフサイドですが、判定が2転3転するという状況がうまれてしまいました。

その他にも広島ー横浜FM、鹿島-清水、川崎-仙台などでもゴール判定で問題があったことで、VARを求める声も日増しに大きくなっていったという状況です。

その中で、養成プログラムも順調に進んでいたということで、早期の導入決定となったのは良かったですね。

※問題のシーンが見たい方はハイライトを貼っておくので見てみてください。

広島×横浜FM

【公式】ハイライト:サンフレッチェ広島vs横浜F・マリノス 明治安田生命J1リーグ 第10節 2019/5/3

鹿島×清水

【公式】ハイライト:鹿島アントラーズvs清水エスパルス 明治安田生命J1リーグ 第10節 2019/5/3

川崎×仙台

【公式】ハイライト:川崎フロンターレvsベガルタ仙台 明治安田生命J1リーグ 第10節 2019/5/3
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レフェリーを批判から助けるという意味でも必要

全力疾走ながらオフサイドラインを見つつ、ボールの出所(パスを出す瞬間)を見て、シュートがくればボールの出所(シュートの瞬間と)オフサイドラインを見ながら、さらに離れた位置からゴールラインをボールが割ったかどうかも見る。

副審の動作になりますが、年々サッカーの技術も上がり、戦術も高度化する中で、プレースピード(単純な足の速さやボールの速さだけでなく、 選手の判断や戦術に伴うパターンや連携なども含めて)も格段に早くなっており、個人が抱えるタスクとしては完全にキャパオーバーになってきています。

サッカー選手は1試合において何度もミスをしますが、レフェリーは選手と違ってひとつのミスで大きく叩かれます。

挙句の果てにはー緒にゲームを作っていくはずの選手からも批判が飛び出す始末…。

その結果、大きな誤審が生まれたあと、今季はレフェリーもシーズンが進むに連れてメンタル面でナーバスになっていき、それが更なる誤審を生んでしまうという悪循環に陥っているようにも見えました。

サッカーはプロでもメンタルひとつで大きくパフォーマンスが変わる競技です。

レフェリーも良いメンタルコンディションにないと良いジャッジができないのは当然ですね。

今季はそういった面でもレフェリーにとっては難しいシーズンとなってしまっています。

VARに関しても誤解している方が多いと思く、全ての選手・ファンにとって期待通りの動きをするとは思えませんが、少なくともボールがゴールに入ったか入ってないか、オフサイドか否かという0か1かで判定できるものについては白黒つくので、そういった面でレフェリーの負担は減りそう、不当な批判を受けるということも減りそうなのは良いですね。

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VARが関わる事象

恐らく選手でも理解していない人がけっこういるんじゃないかと思いますが、VARが介入する事象についてです。

匠
どう見てもPK!
VARの担当は寝てたのかな?
ひえい
ひえい

VARが介入する事象は決まってるんだよ!

最小限の干渉で最大の利益を得る

VARが入るとピッチ上で起きたすべてのことが正確に判定されると思われている人も多いと思いますが、決してそうではありません

VARはすべての事象に介入するわけではなく、役割はあくまでもピッチ上のレフェリーのサポートです。

ここがポイントですが、VARは最良の判定を見つけようとするものではなく、 「はっきりとした明白な間違い」 をなくすためのシステムです。

VARが介入する基準としては 「その判定が正しかったのか?」 ではなく、 「その判定ははっきりとした明白な問違いがあったのか?」 ということで、ほとんどすべての人 「その判定は明らかに問違っている」 と思うこと以外はVARがその事象に介入することはありません。
※ほとんどすべての人=10人中10人または9人程度
意見が割れるような事象には介入しません。

そのため、ラインを割ったか割っていないか、オフサイドか否かなどの0か1かの判定ははっきりしますが、接触プレーなど各試合毎の判定基準、各審判員ごとの判定基準などによるグレーな部分は絶対になくなりません

際どいプレーすべてを確認するわけではなく、どちらともいえない際どいプレーはレフェリーのジャッジを支持することとなり、「明白な間違い、見逃し」といった部分にしか介入しない、というのは覚えておいてほしい部分になります。

上記の噴出しはルヴァンカップの時の槙野選手の発言になりますが、この発言のきっかけとなった杉本選手とブエノ選手の接触は「際どいプレー」ではありましたが、レフェリーのジャッジが「明白な問違い」であったわけではないので、VAR介入の対象とはならなかった、ということですね。

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VARが介入する場面

上記の原則をふまえて、VARは以下の4つの事象+レフェリーが確認できなかった重大な事象のみに介入します。
 

  • 得点かどうか
  • PKかどうか
  • 退場かどうか
  • 警告退場の人間違い

 
レフェリーが確認できなかった重大な事象とは、例えばボールとは関係のないところで暴力行為をはたらいた、ペナルティーエリア内で守備側選手がボールを手で扱った、というような主審の位置からは全く見ることができなかった事象を指します。

詳しくは以下のJリーグジャッジリプレイで詳しく解説されていますので、 これを見てVARの理解を深めましょう!

【Jリーグジャッジリプレイ番外編】ビデオアシスタントレフェリー特集!
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VARに関わる懸念

上述した通りVARの基本的な考え方って「すべてを正しくジャッジしょう」ではなく、「はっきりとした明白な問違い」をなくすためのものという認識が、まったくない現状でどのようなことが起こるか。

オフサイドやラインを割ったかということは正確にジャッジされるようになりますが、一番グレーゾーンである接触プレーの部分に関しては、これからも判定のグレーな部分が消えることはありませんし、基本的にはレフェリーが見て判断したものはそのまま支持されることになります。

ただ、JリーグもDAZNのJリーグジャッジリプレイなどを通してそういったことを伝えようとしてはいますが、その解釈を聞いてもなお「(Jリーグの)保身だ!」、「審判(身内)擁護だ!」などと、自分が贔屓にするチームが
不利益を被った(と錯覚する)と、納得、理解しようとしないファン・サポーターが一定数存在するため、VARを導入しても、レフェリーの主観が入るジャッジに対しての不満は消えるどころか、「VARがあっても誤審をするのか!」などと、映像を見た上で自分(ファン・サポーター側)の判断が否定され、さらに自チームが不利益を被った(と錯覚)と思い込み、ジャッジへの不満や批判が大きくなるのではと懸念しています。

そして、草創期においては先日のルヴァンカップのように制度をしっかり理解できていない選手側からもそういった声が出てくるんだろうなと。

そういうシーンはあまり見たくはないですけどね。

とにかく、主観的な部分、グレーな部分は残る、「正確な判定」を探しにいくのではない、ということ。

介入する場面も限定的なので、一般的に考えられているほど劇的な変化が起きるわけでないということを知ること。

そして、何より興奮という面では抑制されてしまう恐れが高いということは知っておくべきだと思います。

VARではゴールの場面ではプレーを遡って確認します。

ゴールの場面ではまったく問題なくゴールしたように見えて、サポーターのボルテージも上がったところで、ゴールにいたる流れの中でゴールの数十秒前の場面でオフサイドがあってゴール取消などが起こります。

先日のルヴァンカップ名古屋×川崎 準々決勝 第2戦での小林悠のシーンや、2018-19 チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグのマンC×トッテナムのスターリングの逆転ゴールかと思われたシーンのように。

あとは、導入初期はやはりVARの頻度、経験不足による過度な介入、レフェリーのVAR任せなどは心配ですね。

数年前に導入したドイツなんかでも、初年度は介入の多さやスムーズさにかける運営でかなり話題になっていましたし、2018ロシアW杯やコパ アメリカなどでもそうですが、国際大会などだと介入頻度が異常に高くて、「はっきりとした明白な間違い」の基準が非常に低くなっている印象はあります。

その辺は国際大会で、色々な国の基準が介入するので難しい部分はあるかもしれませんが、ここがぶれると「はっきりとした明白な間違い」から「正確な判定」探しになってしまうので、そのあたりの混乱やVARがあるからといって、レフェリーが判断を保留しすぎると試合が荒れる、介入頻度が多くてぶつ切りの試合になってしまうなどの問題も起きてきてしまうかもしれません。

とはいっても、恐らく2020シーズンの序盤はある程度VARの運用に伴う混乱は発生すると思います。

見る側も今までにないことが起きます。

特に現地にいるとどのシーンで介入があったかなどわからずに混乱するかもしれません。

だから、見る側もVARのことを良く知って、混乱を小さく、そして不当な批判などをしないようにしたいですね!

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最後に

あと、ひとつ言いたいのは日本のレフェリーのレベルは低くないよ、ということ。

ますはアジアを見渡しても、アジアでの代表戦などにおけるレフェリーのレベルはご存知の通りだと思いますし、正直、世界最高峰と言われるイングランド プレミアリーグだってたいしたレフェリーはいません。

コパ アメリカを見た方はわかるかもしれませんが、南米のレフェリーもしかりですね。

結局ハイレベルといわれるレフェリーは欧州の一部にしかいないというにとです。

現在の体制では6つの目で見れる限界は超えていて、誤審は起きるべくして起きてしまうものなのです。

日本のサッカーのレベルや身近にあるJリーグだからこそ余計に不満に感じていしまい、不当に叩かれているという現状があります。

VARが入ることでこういったことが少しでも減れば、レフェリーの過度に掛かるプレッシャーの抑制にもなり相乗効果として良いジャッジができるんじゃないかと期待しています。

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この記事を書いた人
ひえい

はじめまして。当ブログにお越しいただきありがとうございます!
当ブログを運営している「ひえい」です。

現地観戦年間およそ25試合以上、DAZN観戦国内外含め約200試合!

2007年より川崎フロンターレを追っています!
豊富なサッカー観戦経験からtoto予想や、川崎フロンターレを中心に国内外のサッカー情報を中心に発信しています。

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