2018シーズン総括ですが、GKとディフェンスが終わり、今回から中盤に入ります!
まずは、センターハーフ(ボランチ)です!
川崎フロンターレのサッカーの要といっても過言ではないこのポジション。
レギュラー二人は代表クラスという層の厚いポジションでもあります。
それでは、各選手の2018シーズンのできを振り返ってみたいと思います!
ちなみにポジションに関しては個人的な独断と偏見と、人数バランスなどを見て振り分けています。
川崎フロンターレ 2018シーズン総括(CH(ボランチ)編)
大島 僚太
リーグ戦
出場試合数:29(先発:28)
出場時間:2461分
得点:2
ACL
出場試合数:4(先発:4)
出場時間:360分
ルヴァン杯
出場試合数:0
出場時間:0分
天皇杯
出場試合数:2(先発:1)
出場時間:68分
総括
2018シーズンはベストイレブンにも輝きましたし、出場こそなりませんでしたがロシアW杯のメンバーにも選出されました。
そして、なにより変わったかなと思ったのが、チーム中でリーダーシップを発揮したり、コメントなんかもしっかりしてきて、色々なところからリーダーシップを感じるようになってきて、そういう部分が近年成長してきたのかなと感じています。
副キャプテンで、年齢も上がってきて代表に選出されるようになってきて責任感も付いてきたんだなと感じています。
プレーに関しては2018シーズンのベストゴールに選ばれた得点に象徴されるように、ボックスにはいっていく動きが増えたようにも感じています。
— ひえい|🐬悲願のルヴァンカップ制覇🏆⭐️⭐️⭐️ (@totolab000) October 24, 2018
2018シーズンは2ゴールでしたが、もう一点の清水戦@日本平で奪ったゴールも見事な連携からボックス付近に侵入しての素晴らしいゴールでした!
2018も相変わらずパス系の数値では軒並み高い値を出していますし、2019シーズンももちろんチームの舵取り役となります!
初のリーグ30試合以上の出場と、日本代表への復帰を期待しています!
僚太は怪我だけ!それだけです!
守田 英正
出典:https://number.bunshun.jp/articles/-/831539
リーグ戦
出場試合数:26 (先発:20)
出場時間:1827分
ACL
出場試合数:5(先発:3)
※帯同:1
出場時間:267分
ルヴァン杯
出場試合数:0
出場時間:0分
天皇杯
出場試合数:4(先発:3)
出場時間:278分
総括
2018シーズンの一番のサプライズと言っていい守田選手!
ゼロックススーパーカップで右サイドバックではありましたが、いきなり起用さえたことからも最初から鬼木監督の期待の高さが伝わってきましたが、序盤から全ての試合でメンバー入りしていて、ついには2017シーズンの優勝の立役者のひとりでもあるネットからポジションを奪うに至りました。
W杯の中断明けからはがっちりポジションを掴んで、もともと特徴としていた守備面だけでなく、攻撃の面でもどんどん成長してフロンターレの中盤になくてはならい存在に成長しました。
個人的にはJ1 第20節の等々力での横浜FM戦での先制点の時にアシストした家長選手へのパスで、非常に攻撃面での成長を感じました。
#守田英正 の縦パスで勝負アリ!
"川崎Fらしさ"が出た #小林悠 のゴールで
第30回目の #神奈川ダービー は川崎Fが先制。🏆明治安田J1第20節
🆚川崎F×横浜FM
📺https://t.co/u4BaoHt81Qでライブ中#サンデーJプライム#時代を変えろ#DAZN@frontale_staff pic.twitter.com/3a9k93HbD7— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) August 5, 2018
その他広島戦でもこういったパスを通しており、試合毎にどんど成長しているのを感じました。
そして、森保ジャパンの初陣でいきなりの代表選出&デビュー。
サクセスストーリーとはまさにこのことですね!
川崎フロンターレでの初のメンバー外が代表選出によるものとか伝説すぎます。
残念ながら怪我で辞退となりましたが、現在行なっているアジア杯2019のメンバーにも選出されましたので、2019シーズンもこのまま代表の中心選手へと駆け上がってほしいなと思います。
今の日本代表を見ていると十分やれると思いますし、贔屓目入ってるかもしれませんが、川崎フロンターレのボランチセットそのまま代表に持って行った方がいいんじゃないの?
なんて思っています。
エル・ゴラッソ 総集編 2018 川崎フロンターレ 365 (SAN-EI MOOK)
下田北斗
リーグ戦
出場試合数:5(先発:4)
出場時間:339分
得点:1
ACL
出場試合数:1(先発:1)
※帯同:1
出場時間:81分
ルヴァン杯
出場試合数:0
※帯同:2
出場時間:0分
天皇杯
出場試合数:2(先発:1)
※帯同:2
出場時間:125分
総括
2018シーズンに湘南から移籍してきて、序盤はなかなか出場機会を得られず、カップ戦で少し出場機会を得られる程度でした。
元々、大学は専修大学で、プロになって甲府→湘南ときて、川崎フロンターレへ加入したわけですが、専修大でやっていたこと、プレースタイルを考えるとプロに入ってからもっとも親和性が高いチームにきて、割と早くフィットするかもしれないと思っていたところはあります。
ですが、やはりそこは層が厚かったですね。
序盤は大島選手、ネット選手、途中からは守田選手の台頭があり、彼らがいない試合でも憲剛選手や谷口選手がボランチを務めていました。
ただ、左足のキックには定評があり、出た試合ではセットプレーなどで可能性を感じさせるところを魅せていました。
リーグ戦では第26節の札幌戦で初出場初先発の機会を得て、7-0となったその試合で1ゴール。
札幌戦の最初は少し萎縮しているようなことろも見られましたが、その後はボールを多く触って、持ち味の運動量も発揮して、その後の湘南戦などでも存在感を発揮していました。
北斗、パス数トップとかついこの間の札幌戦の前半に自信なさげにボールを受けてた時とはもう違う人だなー。
やっぱり自信て大事。
しかし、出てくるボランチの成長速度早すぎじゃない?#frontale pic.twitter.com/u7TlFED2Hu
— ひえい|🐬悲願のルヴァンカップ制覇🏆⭐️⭐️⭐️ (@totolab000) September 27, 2018
代表クラス2人がレギュラーを張る厳しいポジション争いですが、出場すれば十分やれるところを見せましたね。
来シーズンはその左足から直接フリーキックを叩き込むところを見たいですね。
田中碧
リーグ戦
出場試合数:4(先発:2)
出場時間:164分
得点:1
ACL
出場試合数:0
出場時間:0分
ルヴァン杯
出場試合数:0
出場時間:0分
天皇杯
出場試合数:0
出場時間:0分
総括
2018シーズン飛躍のきっかけを得たユース出身の2年目。
第26節の札幌戦でプロデビューを飾ると大量得点差の状況を活かして貪欲にゴールを狙っていき、6分のデビュー戦の中でゴールをあげてしまいました!
持っているところを印象付けて、優勝が決まった後の第33節多摩川クラシコでは初先発を飾り、先制点の起点となるプレスを見せるなど、堂々としたプレーを見せ付けました。
2018シーズンはリーグ戦4試合164分の出場となりましたが、川崎フロンターレの中でも十分やれるポテンシャルを見せ付けました。
この勢いを持って2019シーズンはもっと多くの出場機会を得て飛躍してくれることをフロンターレファンは願っています!
森谷賢太郎
リーグ戦
出場試合数:3(先発:1)
出場時間:93分
ACL
出場試合数:4(先発:3)
※帯同:2
出場時間:279分
ルヴァン杯
出場試合数:0
出場時間:0分
天皇杯
出場試合数:2(先発:2)
出場時間:173分
総括
2018シーズンはかなり厳しいシーズンになってしまいましたね。
夏に大きな怪我をしてシーズンを棒に振ってしまったということはもちろんありますが、リーグ戦ではわずか3試合93分の出場と選手層も厚くなったことでベンチ入りもままならないシーズンとなりました。
2017シーズンのC大阪戦で見せたような素晴らしいロングシュートを今シーズンも見たかったですね。
2018シーズン限りでの契約満了が発表され、ジュビロ磐田への移籍となりました。
ツンデレでしたが、みんなに愛される面倒見の良い選手でした。
寂しくなりますが、新天地での活躍を祈っています。
カイオ セザール
総括
シーズン途中の8/17に加入が発表されました。
2018シーズンは最後まで試合に絡むことはありませんでした。
やはり2019シーズンに向けた投資という意味合いが強かったのですね。
ただ、 取材している方の話ではカイオセザール選手についてはかなり慣れてきて調子を上げてきているという話もあり、2019シーズンの秘密兵器になるかもしれないという話もあるので期待したいと思います!
早く試合でそのプレーを見てみたいですね!
エドゥアルド ネット
リーグ戦
出場試合数(川崎在席時):11(先発:11)
出場時間:885分
得点:2
ACL
出場試合数:4(先発:3)
出場時間:272分
ルヴァン杯
出場試合数:0
出場時間:0分
天皇杯
出場試合数:0
出場時間:0分
総括
ネット選手に関しては2017シーズンの初タイトルの立役者でもあり、序盤はもちろん開幕からレギュラーとして活躍していました。
ただ、元々調子の波の大きい選手ではありましたが、2018シーズン序盤は確かに悪い方に振れるパターンが多かったかなという印象はありました。
それでも第9節の鹿島戦など良いゴールを奪って活躍する試合などもありましたし、C大阪戦の知念選手への見事なパスなど、その能力は発揮していました。
ただ、守田選手の台頭や、それに伴う練習造反などもあって中断期間に移籍となりました。
残念でしたが、2017シーズンの初タイトルの立役者であることは間違いありませんし、やはり感謝の気持ちは大きいですね。
新戦力
ボランチの新戦力としては、まずはセンターラインならどこでもこなせる山村選手。
山村選手は即戦力で、複数のポジションをこなせることから、戦術に幅をもたせてくれますね!
もう一人は昌平高校(埼玉県)から加入する高卒新人の原田虹輝選手。
原田選手は小柄ですが、ドリブルで相手を剥がしていくプレーを得意としており、タイプ的には大島選手に近いタイプのプレーヤーです。
原田選手に関してはなかなか初年度から試合に絡んでいくのは難しいかもしれませんが、2〜3年かけて成長してほしいなと思います。
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